西遊妖猿伝-西域篇 第15回 (その1) 諸星大二郎
掲載誌:モーニング 2010 No.10 (2月18日号)
平成22年2月18日発行 (2月4日・木曜日 発売)
263頁~287頁掲載;25枚
城門に張られた結界を強行突破! 孫悟空、ソグド人の砦に見参。
第15回 悟空 争いを避けて市場を走り 二童 体を繋ぎて屍魔を捜す その1
前回の講釈は
その1
ソグド人の砦に連行された
玄奘たちは、役人の取り調べの後、祆教(けんきょう)寺院に連れて行かれます。
それは祆主(けんしゅ:寺院の長)が、警告のお告げにあった〝悪しき存在〟が
玄奘たちのことか確かめるためでした。
一方、トルークシュの案内で砦の門まで辿り着いた悟空の前に、結界が立ちふさがります。
悟空が証拠品として持っている羊頭の魔物の頭部は、結界に反応して震えだしました。
悟空は強引に門を突破。
同じ頃、砦近くの草原で、あの謎の少女・アマルカと「おじいちゃん」が、結界が破かれたことに笑みを浮かべていたのです…。
確かに羊の脳ミソの料理もあるようですが…。 とにかく何やら、ますます不穏な。
今回は、第15回のその1でした。
ページ数も25頁と奇数だ…出来上がったところまで掲載した感じです。
表紙も白いし~。
でも、元気のよい少年たちが出てきて、話の幅が広がっていく感じでとても面白い!
次回が楽しみです。
この続きは2月18日発売の12号にて!