西遊妖猿伝-西域篇 第16回 (その1) 諸星大二郎
掲載誌:モーニング 2010 No.14 (3月18日号)
平成22年3月18日発行 (3月4日・木曜日 発売)
347頁~370頁掲載;24枚
前回の講釈は
祆主(けんしゅ:祆教寺院の長)の命を受け、砦に侵入した悪しき存在「ドゥルジ・ナス」を捜索する信徒たち。
ハルワタータクとアムルタータクの連れた四つ目の犬・ワユが悟空に吠えかかりました。二人は悟空に退魔呪文を唱えますが、まったく効き目がありません。
一方、
玄奘たちは商人・パク
ラクッチの家に泊めてもらうことに。ところがパク
ラクッチ夫人と
沙悟浄は、昔何かがあった間柄のよう。
ワユは、トプチンが悟空の荷からくすねた魔物の頭部のにおいを追いはじめます。悟空と双子もそれに続き、たどり着いたのはパク
ラクッチの家。
そのころ謎の少女・アマルカも門の結界を潜り抜け、砦に侵入していました!
“四つ目の犬”を使って悪しき存在、ドゥルジ・ナス探索は続く……
第16回 童女 城に入りて祆僧(けんそう)を誑(たぶら)かし 悟空 怪を追って胡宅を鬧(さわ)がす その2
今回は、第16回のその1でした。
新しい回なのに、表紙がない…どころが作品のタイトルも原稿上に書いていません。
単行本になった時、どうなるんだろう??
夜になって魔物が復活し、悟空との活劇が再開されました。
八戒、
沙悟浄とも再会し、佳境に入りつつあります。
そして、相変わらず三蔵は空気読んでいないです。
ますます面白くなってきました。
アマルカたちの真の目的は何なのか?夜はまだ、始まったばかりでございます
この続きは3月18日発売の16号にて!