「王と鳥」あるいは「やぶにらみの暴君」

お正月に帰省しました。
その時、押入れやら天袋やらあさって、なつかしいものを発掘するのが楽しみの一つです。
 

「やぶにらみの暴君」ポスター


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ちょっと前に、20年来の友人とお話したときに、「王と鳥」のDVDが発売されたこと。
「やぶにらみの暴君」のポスターを買ったことなどを話したのです。
手元に無かったので、帰省したときに徹底的に探してやっと見つけました!!
こんな大きなポスターを一回でスキャンできないので、9分割して合成しました。
あまり上手くいかなかったのですが、そのうちまた挑戦しようかなぁ~

「やぶにらみの暴君」上映会のチラシ


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たぶん、1982年の上映会だったと思います。
ああ、なつかしいなぁ…
ポスターは、一人一枚先着50名となっているのですが、何故かうちには2枚ありました。
最後まで粘って、余ったから2枚買ったんだった…かなぁ??
初めて「やぶにらみの暴君」を見たのが、1977年の東京アニメーション同好会「第4回35m/mで長編を見る会」だったと思います。
それからでも、もう30年です。
あの頃はまだ、アニメと言う言葉が一般的で無かったですね。あのガンダムの第一話のTV放送が1979年(昭和54年)4月7日ですから… 

王と鳥」DVD


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王と鳥』(Le Roi et l'Oiseau)は1980年公開のフランスのアニメーション映画です。監督はポール・グリモー、脚本はジャック・プレヴェール。原作は、アンデルセンの「羊飼い娘と煙突掃除人」。
1952年の『やぶにらみの暴君』としての公開された作品は、監督のポール・グリモーの意に添わない形で共同製作者アンドレ・サリュの手によりなされたものだったと言われています。
1967年にグリモーは作品の権利とネガを買い戻し、製作資金を10年がかりで集め、『やぶにらみの暴君』を『王と鳥』として改作することにしました。
こうした経緯から、『やぶにらみの暴君』はグリモーの意思で封印され、プリントやビデオも回収されたそうです。
現在は「王と鳥」でしか見ることは出来ません…「やぶにらみの暴君」…みたいなぁ…
宮崎駿監督も「やぶにらみの暴君」に感銘を受けた1人です。
宮崎の監督作品「ルパン三世 カリオストロの城」や、TVシリーズの「未来少年コナン」が好きな人は、「王と鳥」必見ですよ!!
まさに、温故知新です。
今見ても、色あせない漫画映画の原点。
機会がありましたら、ぜひご覧になってください。