西遊妖猿伝-西域篇 第10回 Data

西遊妖猿伝-西域篇 第10回 諸星大二郎

掲載誌:モーニング 2009 No.46 (10月29日号)
    平成21年10月29日発行 (10月15日・木曜日 発売)
    337頁~366頁掲載;30枚

使用人の少年は戻ってきました。主人の言いつけどおり「羊」を連れて……


第10回 牧童 羊を求めて妖を連れ帰り                        悟空 棒を振りてひとたび怪を打つ


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前回の講釈は

玄奘一行はオアシスの街・伊吾に向かう途中、悟浄の知人の地主・五千齢の家に泊めてもらうことになります。
彼らはそこで、使用人の少年が羊が一頭いなくなったことで石に折檻されるのを目撃。
少年は、羊を探しに暗い外へ出ていきました。
玄奘らが手土産を持っていないことを知ると、石の態度は一変。食事もケチられ、家畜囲いの隣で寝る羽目に。
空腹で寝られない八戒は家の中を物色し、石が少年の母を抱いているのを盗み見。
同じ頃、悟空も何かの気配を感じて目覚めます……少年が戻ってきたのです。
刀を手に、羊のような怪物を連れて!!

奇ッ怪なる惨劇。すべてが謎のまま、孫悟空は何が待つか分らぬ草原へと踏み出しました…!


 孫悟空猪八戒のキャラクターが、その個性を生かし、いきいきと活劇を演じます。
 相変わらず空気を読めない玄奘が余計な事を言って、話がややこしくなるのが楽しいです。

この続きは10月29日発売の48号にて!