西遊妖猿伝-西域篇 第11回 Data

西遊妖猿伝-西域篇 第11回 諸星大二郎

掲載誌:モーニング 2009 No.48 (11月12日号)
    平成21年11月12日発行 (10月29日・木曜日 発売)
    279頁~306頁掲載;28枚

羊頭の怪物と少年を追って、孫悟空は夜の草原を進みます。


第11回 草原に妖を索(もと)めて童女に遭い                        牧地に骨を見てふたたび怪を打つ


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前回の講釈は

伊吾へ向かう途中、地主・五千齢の屋敷に泊まった玄奘一行は、使用人の少年が羊が一頭いなくなったことで石に折檻されるのを目撃。
少年は、羊を探しに暗い外へ出ていきました。
夜、怪しい気配に目を覚ました悟空は、邸内で羊頭の魔物に遭遇。
使用人の女の寝床に忍び込んでいた八戒も、女に気づかれ逃げるうち、悟空と魔物の戦いに巻き込まれます。
思わず飛び込んだ部屋ではなんと、もう一人の使用人の女(少年の母)と石が惨殺されており、傍らには刀を持った少年が…!!
金箍棒(きんこぼう)の一撃が魔物の角をたたき折りますが、魔物は少年と逃げていきました。
屋敷の者たちから事件への関与を疑われ、潔白を証明するために、悟空は少年と怪物を追います!

怪しい少女に続いて怪しい老人。はてさてこの二人、人やら魔やら……


 久しぶりに、斉天大聖の力が出てきそうな展開になってきました。
 次回が楽しみです。

この続きは11月12日発売の50号にて!