西遊妖猿伝-西域篇 第19回 諸星大二郎
掲載誌:モーニング 2010 No.49 (11月18日号)
平成22年11月18日発行 (11月4日・木曜日 発売)
163頁~186頁掲載;24枚
前回までの講釈は
パク
ラクッチ邸から逃げ出した怪物の一匹を追って、悟空は
ゾロアスター教の寺院へ。
悟空の一撃が怪物を吹き飛ばし、結果的に怪物を寺院内に入れてしまいます。
これがアマルカと老人の狙いでした。
怪物は聖火壇の火に燃やされますが、聖火も怪我されたことになってしまいました。
騒ぎは収束したものの、
猪八戒とメーウザーイの様子が何やら妙です。
メーウザーイにそそのかされた
八戒はパク
ラクッチを刃物で襲おうとし、すんでのところで
沙悟浄が阻止。
玄奘たちは、早々にパク
ラクッチ邸を辞することにしました。
「伊吾国」は、現在の新疆(しんきょう)ウイグル自治区ハミ県の辺りでございます。
第19回 八戒 酒を欲して浄財を偸(ぬす)み 胡婦 企みを懐(いだ)きて妹を訪ぬ
遂に、連載再開です。
前回連載が終わったのが5月の初めだったので、実に半年ぶりの御無沙汰でした。
まるっきり前回の続きなのが、すごいというか。
ず~っと書き続けていて、ある程度たまったら連載再開しているのか?って感じですね。
しかも今回は週刊連載!
無謀だ!諸星先生!!
今回は何回連載するのか?
毎週の楽しみが出来たので、とりあえず喜びましょう。
まさにメーウザーイこそ毒婦か。魔に憑かれ色に囚われた八戒の運命や如何に。
この続きは11月11日発売の50号にて!