西遊妖猿伝-西域篇 第21回(その1) Data

西遊妖猿伝-西域篇 第21回(その1) 諸星大二郎

掲載誌:モーニング 2010 No.52 (12月9日号)
    平成22年12月9日発行 (11月25日・木曜日 発売)
    267頁~290頁掲載;24枚

前回までの講釈は

 ゾクド人有力者たちの密謀を悟空と双子が聞いていたのがばれ、ゾクド兵と悟空の立ち回りが始まります。
 一方、メーウザーイから妹の茶に毒を入れるように頼まれた八戒は、手際の悪さからいろんな茶碗に入れてしまい、間違えて自ら茶を飲む始末…。あちこちで腹痛患者が発生し屋敷は大混乱です。
 その時、ワユが八戒とメーウザーイに吠えかかりました。双子が牛の尿(ゾロアスター教の聖水)をかけると、ふたりの口から黒い魔物が。
 やはり「虚偽の悪魔」ドゥルジ・ナスに憑かれていたのです。
 混乱に乗じ、悟空たちは屋敷を抜け出しました。
 にしても気になるのは、有力者たちが話していた「〝サソリの谷〟でのキルク族皆殺し計画」…。


「サソリの谷」「キルク族」「皆殺し」「カマルツゥブ」…聞いてしまった密謀が、孫悟空を動かします。


第21回 毒敵山(どくてきざん)に悟空 変を知り                   蝎子(さそり)谷に義者 屍(したい)を見る (その1)


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 連載4回目です。
 ストーリーが大きく動き始めました。
 サソリの谷で妖しい少女に再び出会い、急展開になりそうな予感です。
 以外にボケる悟浄と悟空、ツッコむアシャイバンダクのやりとりが妙に可笑しかったです。

妖少女、再び------------


この続きは12月2日発売の1号にて!