西遊妖猿伝-西域篇 第22回(その2) Data

西遊妖猿伝-西域篇 第22回(その2) 諸星大二郎

掲載誌:モーニング 2011 No.4・5 (1月15日号)
    平成23年1月15日発行 (12月22日・水曜日 発売)
    299頁~318頁掲載;20枚

前回までの講釈は

 〝サソリの谷〟に現れたアマルカを馬で追う悟空は突然、岩山の上から矢で狙われます。
 その恐るべき腕前は、草原でははるか遠方からソグド騎兵を次々と射貫いた、あの謎の射手のものでした。
 一方、〝サソリの谷〟へ向かう祆教徒(けんきょうと)たちの馬車に忍び込んだ双子と犬のワユ。
 しかし途中で「何か」が馬車を襲い、アムルタータクが連れ去られます。
 しばらく後、悟浄とアシャイバンダクらの野営地に、人面の巨大サソリが出現!


出たな妖虫!!


第22回 孤影 ふたたび強箭(きょうせん)を射                  祆僧(けんそう) 夜陰に怪を視(み)る (その2)


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 連載7回目です。
 悟浄が、“火”を神聖視する祆教徒の対応に辟易しているのが可笑しかったです。化け物に襲われているんだから、それどころじゃあないだろ~。と、思わず突っ込んじゃいます。
 悟空も、双子(の片割れ)につきまとわれて、ついギャグっぽくなっちゃっています。ご苦労様です。悟空、意外と子供の面倒見がいいなぁ~。
 さて、次回はアクションかな?楽しみです。 

洞窟の湛(たた)える闇は、誘うように濃く、暗く。アムルタータクの生死は、果たして。


この続きは1月6日発売の6号にて!