2011-02-19 町田天満宮の梅の花(飛梅) 季節の花便り #花見 町田天満宮の梅の花のラストです。 天神様の花と言えば、「飛梅」が頭に浮かぶことと思います。 町田天満宮にも、小さいながら「飛梅」の樹があります。 町田市天満宮の梅「飛梅」の花 ここの飛梅は、北野天満宮より、接ぎ木で分けてもらった樹だそうです。 その「飛梅」伝説ですが、菅原道真公が京で政事に携っている頃、私邸の庭の梅を愛していました。 京を離れて大宰府の地へ向かうことになった時に、「私は遠い大宰府の地へ行くけれども、春の東風が吹いたなら、愛しい香りと共に都の様子を伝えておくれ」という意味の詩を詠みました。 その後、大宰府へ赴任した主を慕った梅は、一夜にして道真公のもとへ飛び移ったと言う伝説です。 今も大宰府天満宮の社殿前で大切に育てられています。 大宰府天満宮の梅の樹は、根元が3株あり大きな樹だそうですけど、町田天満宮の樹はまだまだですね。