DVD発売記念…「ホームカミング」
仕事一筋で生きていた61歳の鴇田も、ついに定年退職。サラリーマン人生を掛け手に入れたマイホームで、今日から妻と二人、自由で穏やかな第二の人生のスタートだ。 そんな彼らが暮らすのは、都心から40キロの「虹の丘タウン」。会社と家の往復だった鴇田は仕事をリタイヤして、初めて我が町のことが見え始める。かって理想の町と謳われ有名ドラマの舞台にもなったニュータウンが、今や少子高齢化の波に押され、勝手の賑わいがウソのような平均年齢68歳の「老人街」と化していた…。 町に昔の活気を取り戻すべく、鴇田は町興しのお祭り復活運動を虹の丘で出会った同世代の仲間たちと画策する。 そんなある日、町で誘拐事件が勃発。事件に関わることになった鴇田と仲間たちは、赴任してきたばかりの若い女性警察官とともに捜査に乗り出す。同じ頃、町興しのお祭り復活活動に対して反対派の妨害が始まる。 虹の丘タウンにかっての活気を、そして何より自分自信の情熱を取り戻そうとする鴇田と仲間たちの想いは、眠れる町で余生を憂う老人たちを、また若い世代をも変えていく………。
我が町、東京都町田市が舞台の映画です。 この映画は、3月12日(土曜日)ロードショウの予定でした。 その前日に、東日本大震災が起きてしまいました。 公開は延期で、映画館も2週間ほど休館していました。 公開が再開し、いつまた映画館が休館するかわからなかったので、慌てて観に行った思い出があります。 半年経って、DVDのレンタル開始とともに、思い出しながら日記を書いています。 独特の脱力キャラで人気の高田純次が映画初主演を果たした人情コメディです。 往年の青春&特撮スターを多数キャストに迎え、平均年齢68歳の老人たちが巻き起こす大騒動を軽快に描いた映画でした。 監督は『ウルトラマン』『金曜日の妻たちへ』など長年にわたり大ヒットテレビドラマを生み出してきたベテランディレクター、飯島敏宏。 私たちの世代では、ウルトラマンの「バルタン星人」の生みの親として、親しみ深い監督です。 そして、1983年のテレビドラマ『金曜日の妻たちへ』が大ヒットしました。 その『金曜日の妻たちへ』で舞台になった町田市を、再度舞台にした映画です。 いや~、知っているところがいっぱい出てきて楽しいなぁ。 クライマックスに登場する祭りシーンの撮影は、町田市内の公園で行われています。 地元住民のエキストラさんが、延べ1,000人参加しています。 そのお祭りのシーンが、ちょっと助長すぎるかな? 当事者じゃないと、飽きちゃうかもしれません。 ウルトラマン役者が多いのも、御愛嬌。 ウルトラマン:黒部進。ウルトラセブン:森次晃嗣。ウルトラマンマックス:青山草太。そしてウルトラQの由利ちゃん:桜井浩子。 なんか、観ているだけで嬉しくなっちゃう映画でした。 町田市在住の方、ウルトラFANの方は、是非ご覧になっていただきたい映画ですね。