DVD発売記念…「ホームカミング」

鑑賞日時:2011年3月27日(日曜日)12:40
鑑賞劇場:109シネマズグランベリーモール

ホームカミング


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 仕事一筋で生きていた61歳の鴇田も、ついに定年退職。サラリーマン人生を掛け手に入れたマイホームで、今日から妻と二人、自由で穏やかな第二の人生のスタートだ。
 そんな彼らが暮らすのは、都心から40キロの「虹の丘タウン」。会社と家の往復だった鴇田は仕事をリタイヤして、初めて我が町のことが見え始める。かって理想の町と謳われ有名ドラマの舞台にもなったニュータウンが、今や少子高齢化の波に押され、勝手の賑わいがウソのような平均年齢68歳の「老人街」と化していた…。
 町に昔の活気を取り戻すべく、鴇田は町興しのお祭り復活運動を虹の丘で出会った同世代の仲間たちと画策する。
 そんなある日、町で誘拐事件が勃発。事件に関わることになった鴇田と仲間たちは、赴任してきたばかりの若い女性警察官とともに捜査に乗り出す。同じ頃、町興しのお祭り復活活動に対して反対派の妨害が始まる。
 虹の丘タウンにかっての活気を、そして何より自分自信の情熱を取り戻そうとする鴇田と仲間たちの想いは、眠れる町で余生を憂う老人たちを、また若い世代をも変えていく………。

スタッフ
監督:飯島敏宏
監督補:小中和哉
エグゼクティブプロデューサー:大月俊倫
プロデューサー:藤本款 、 森山敦 、 森満康巳
脚本:千束北男
撮影:稲垣涌三
美術:池谷仙克 、 及川一
装飾:高橋俊秋
照明:佐野誠
音楽:冬木透 、 栗山和樹
録音:山方浩
編集:松木
衣装(デザイン):加藤麻乃
ヘアメイク:山口亜希子
助監督:小原直樹
スクリプター/記録:堀ヨシ子
その他:黒部進

キャスト
鴇田和昭:高田純次
鴇田摩智:高橋惠子
花森美咲:麗奈
佐藤一郎秋野太作
花森寛治:森次晃嗣
吉沢四郎:堀内正美
佐藤里香木野花
杉浦紀子:桜井浩子
市村真希:高橋ひとみ
加納修:中原裕也
鴇田和弘:青山草太
ジョギング男:井上順
森本慶太: 林隆三
大島忠:竜雷太

データ
製作年:2010年
製作国:日本
配給:クロックワークス
上映時間:105分

我が町、東京都町田市が舞台の映画です。

この映画は、3月12日(土曜日)ロードショウの予定でした。
その前日に、東日本大震災が起きてしまいました。
公開は延期で、映画館も2週間ほど休館していました。
公開が再開し、いつまた映画館が休館するかわからなかったので、慌てて観に行った思い出があります。
半年経って、DVDのレンタル開始とともに、思い出しながら日記を書いています。

独特の脱力キャラで人気の高田純次が映画初主演を果たした人情コメディです。
往年の青春&特撮スターを多数キャストに迎え、平均年齢68歳の老人たちが巻き起こす大騒動を軽快に描いた映画でした。
監督は『ウルトラマン』『金曜日の妻たちへ』など長年にわたり大ヒットテレビドラマを生み出してきたベテランディレクター、飯島敏宏。
私たちの世代では、ウルトラマンの「バルタン星人」の生みの親として、親しみ深い監督です。
そして、1983年のテレビドラマ『金曜日の妻たちへ』が大ヒットしました。
その『金曜日の妻たちへ』で舞台になった町田市を、再度舞台にした映画です。
いや~、知っているところがいっぱい出てきて楽しいなぁ。

クライマックスに登場する祭りシーンの撮影は、町田市内の公園で行われています。
地元住民のエキストラさんが、延べ1,000人参加しています。

そのお祭りのシーンが、ちょっと助長すぎるかな?
当事者じゃないと、飽きちゃうかもしれません。

ウルトラマン役者が多いのも、御愛嬌。
ウルトラマン黒部進ウルトラセブン森次晃嗣ウルトラマンマックス青山草太。そしてウルトラQの由利ちゃん:桜井浩子。
なんか、観ているだけで嬉しくなっちゃう映画でした。

町田市在住の方、ウルトラFANの方は、是非ご覧になっていただきたい映画ですね。