『ツレがうつになりまして。』

鑑賞日時:2011年10月30日(日曜日)14:40
鑑賞劇場:ワーナー・マイカル・シネマズ 新百合ヶ丘


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髙崎晴子・ハルさん(宮崎あおい)の家族は、夫、幹男・ツレ(堺雅人)、そしてイグアナのイグ。
ツレは仕事をバリバリこなし、毎朝お弁当まで作るスーパーサラリーマンであった。
そんなツレがある朝、真顔で「死にたい」と呟く。
病院での診断結果は、うつ病(心因性うつ病)。仕事の激務とストレスが原因らしい。
結婚5年目。ツレの変化に気付かなかったハルさんは、ツレに謝りながら、「会社を辞めないなら離婚する」と告げる。
そして会社を辞めたツレが主夫になり、家事嫌いのハルさんは内心嬉しく思っていた。
だが、ツレのバカ真面目で完璧主義な一面もクローズアップ、時々イラッとすることもあるが、ハルさんは以前より明るい性格になり、グチグチ文句を言わなくなった。
ところが収入源がなくなり、髙崎家は貧困街道まっしぐら。
そこでハルさんは編集部へ行き、「ツレがうつになりまして、仕事をください」と大胆発言。
ハルさんは新しい仕事をもらい、ツレの体調も徐々に回復していく。
もう二度とあの元気なツレに会えないのか、と不安になったこともあるが、考え方次第で人生はハッピーになると知ったハルさん。
そして、小さなつまづきのその先には、ある奇跡のような出来事が待っていた……。

ツレがうつになりまして。』は、細川貂々作の「ツレがうつになりまして。」「その後のツレがうつになりまして。」「イグアナの嫁」を原作にした作品です。

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…「イグアナの嫁」は、持っていないんです~。
原作をベースに、設定も一部変え、主人公の名前も変わりました。
「テンさん」から、「ハルさん」に…
宮崎あおいのハルさん映画第2弾です??

いいな~宮崎あおい…続けて見れて嬉しいな~♪

2008年のNHK大河ドラマ篤姫」でも共演し好評を博した宮崎あおい堺雅人が、同ドラマ以来約2年半ぶりに強いきずなで結ばれた夫婦を再び演じています。
なんか、安心して観ることができました。

原作は、うつ病という病気を世間に教え、その病気に向かい合う夫婦をコミカルに描いていて、すごい作品です。
この映画はその漫画を下敷きにして、夫婦愛にスポットを当て、ドラマ仕立てにした感じで、上手く調理出来た良い映画でした。
実は、佐々部清監督と言えば、「夕凪の街 桜の国」を映画化した時に、マンガをうまく処理しきれなかった印象があったので、ちょっと心配だったんです。
ツレうつ。』は、良くできていて嬉しかったです。

今回のまとめも、「神様のカルテ」と一緒…宮崎あおいのハルさんが観れただけで幸せです。
はやくDVDでないかな~。

監督:佐々部清
脚本:青島武
音楽:加羽沢美濃
主題歌:矢沢洋子

出演:髙崎晴子…宮崎あおい
   髙崎幹男…堺雅人
栗田保男…大杉漣
栗田里子…余貴美子
   川路………犬塚弘

公開: 2011年10月8日
上映時間 121分