『天地明察』
鑑賞日時:2012年10月4日(木曜日)15:20
『おくりびと』で第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した滝田洋二郎監督が、2010年第7回本屋大賞を受賞した冲方丁原作の時代小説を映画化した娯楽大作です。
江戸時代前期、800年もの間国内で使用されてきた中国の暦のズレを正し、日本独自の暦作りに専念した実在の人物安井算哲の半生を描いています。
算術と星に熱中する主人公を『V6』の岡田准一が演じ、その妻役を宮崎あおいが務めています。
江戸時代前期、800年もの間国内で使用されてきた中国の暦のズレを正し、日本独自の暦作りに専念した実在の人物安井算哲の半生を描いています。
算術と星に熱中する主人公を『V6』の岡田准一が演じ、その妻役を宮崎あおいが務めています。
天文ヲタクがその能力をフルに発揮し、新たな暦を生み出すという一大計画を成功させるという、面白い映画です。
宮崎あおいが、素敵な奥さん・えんを演じています。
ここのところ、奥さん役が多い宮崎あおいですが、今回も良い役どころで、素敵さに磨きがかかっていました。
宮崎あおいが、素敵な奥さん・えんを演じています。
ここのところ、奥さん役が多い宮崎あおいですが、今回も良い役どころで、素敵さに磨きがかかっていました。
こういう時代劇、大好きです。
☆ストーリー☆ 太平の世が続く江戸時代前期。 安井算哲(岡田准一)の生まれた安井家は将軍に囲碁を教える名家であるものの、算哲自身は出世欲のない不器用な男だった。 星の観測と算術の問いを解くことが好きで、あまりにも熱中しすぎて周囲が見えなくなることもしばしばだった。 算哲は形ばかりの勝負となった囲碁に次第に疑問を抱き、真剣勝負の場に身を置きたいとの願いを持つようになる。 そんな算哲を、将軍・徳川家綱の後見人である会津藩主・保科正之(松本幸四郎)は暦の誤りを正す任に抜擢する。 800年にもおよび使われてきた中国・唐の時代の暦がずれてきたため新しい暦を作るというこの計画には、星や太陽の観測をもとに膨大な計算を必要とする。 さらには本来なら朝廷の司る改暦に幕府が口を出すという朝廷の聖域への介入という問題をはらんでいた。 算哲は師や友人、算哲を慕いやがて妻となったえん(宮崎あおい)や、彼のよき理解者であった水戸光圀(中井貴一)らに支えられながら、この難関に誠実に取り組んでいく……。