バラ公園の薔薇 Part2(その4)~町田市野津田公園~

今日のテーマは、古典。
昔からある、有名なバラを3品種、紹介します。

ザ フェアリー


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ザ フェアリー
The Fairy
イギリス:Ann Bentall:1932年作出
修景用

ソフトピンクのポンポン咲き。小輪八重咲きです。
耐暑性があり丈夫な品種です。
横張り性のため、グランドカバーにも利用されています。
花もちもとてもよいそうです。

パーマネントウェーブ


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パーマネントウェーブ
Permanent Wave
オランダ:Leenders:1932年作出
FL(フロリバンダローズ)

花径が7~9cmの、半八重平咲きです。
花弁がパーマをかけたようにウェーブする珍しい花形です。
葉が貧弱になるとウドンコ病にかかりやすいのが難点だそうです。

ピース


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ピース
Peace
フランス:メイアン:1945年作出

花色:クリーム 黄紅覆輪
花形:半剣弁高芯咲き

第2次世界大戦中フランスのバラ作家フランシス・メイアンが、黄色に赤の輪郭のすばらしいバラを作りました。
そして、ドイツの戦火からこの花を救うために、アメリカのバラ作家コナード・パエルに譲りました。
ベルリン陥落のニュースに『平和が来た』と喜んだパイルは、このバラに「ピース」と名づけて、国連創立総会の各国代表の部屋に届けたそうです。
このことがニュースとなり、平和を望む気運とあいまって、一躍世界に広まったバラだそうです。
歴史を感じるバラですね。