西遊妖猿伝-西域篇 第一回 Data
掲載誌:モーニング 2008 No.47 (11月6日号) 平成20年11月6日発行 (10月23日・木曜日 発売) 5頁~44頁掲載;40枚(内4色カラー4枚) 第一回連載の後ろに、第1・2部の"あらまし"と、荒俣洋氏・藤田和日朗氏・夢枕獏氏の3氏からの"ご祝辞"が3頁掲載されています。 第二部 河西回廊篇 の後を受け、玄奘法師がその大砂漠・莫賀延蹟に踏み出したところから、お話がスタートします。 唐の西の国境を守る玉門関、その先に五烽という五つの烽火台があります。 一番手前の烽火台の校尉・王祥は、飲酒していて稀有壮大となって、玄奘法師が経を取りに天竺まで行くという心意気に感じ入り、通してしまいます。 翌朝、悟空と八戒が玄奘法師をおって烽火台にたどり着きます。酔いがさめた校尉・王祥といざこざを起こしていまいますが、さっさと見張りの兵を倒して通過してしまいます。 長い長い道行きの始まりとなりました。