寸又峡温泉旅行日記・その3~「旧東海道石畳」と「朝日段公園」と「足地蔵」

金谷坂お休み処「石畳茶屋」で、昼食を食べた後、旧東海道石畳を歩きました。

旧東海道石畳上り口


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この石畳は金谷宿と日坂宿との間の金谷峠の坂道を、旅人達が歩き易いように山石を敷き並べたものであると言われています。
全てコンクリートなどで舗装されていましたが、平成3年の「平成の道普請」で、旧東海道金谷坂石畳入り口から諏訪原城跡に至る延長430mを、約71,000個の山石を使って復元したそうです。

すべらず地蔵


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すべらず地蔵は平成になって、お地蔵様、六角堂、鞘堂が建てられたそうです。
石畳の道が「すべらない」ことから、受験や商売などの願いが叶うということからきているそうです。
…が、石畳の石にコケが生えていて、結構滑る道でしたよ。

自動車で移動すること数十分。「朝日段公園」に向かいました。
いや~、なんせ『林道・家山線』の入り口が分かりにくい!!
入り口さえ分かれば一本道なのですが、倒木があったり、土砂が崩れていたり…絶対安全運転な道です。(先導の車がかっとぶので、ついて行くのが怖かったです。)

朝日段公園


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10台は止まれるであろう駐車場があったり、ヘリポートがあったり、無料の双眼鏡があったり…
思いのほか広くて、雄大な景色を堪能しました。

鵜山の七曲り


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「鵜山の七曲り」と呼ばれる大井川が山間を蛇行している美しい風景…
朝日段公園はその「鵜山の七曲り」を一望できます。
南アルプスの眺望も素晴らしいです。

さらにドライブをして、次の目的地「三光寺」に向かいます。

三光寺の山門


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ここには「足地蔵」という、珍しいお地蔵様があります。

足地蔵


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昔、大井川の支流の家山川で片方の足を村人が拾いました。
その足をこの寺の住職がねんごろに弔い、その霊を慰めました。
その為か今では、この足地蔵様にお願いすると、足のあらゆる病気に願いが叶うとゆわれています。

これで、初日の観光は終了。
お宿で一泊して、二日目の観光に続きます。