西遊妖猿伝-西域篇 第14回 Data

西遊妖猿伝-西域篇 第14回 諸星大二郎

掲載誌:モーニング 2010 No.8 (2月4日号)
       平成22年2月4日発行 (1月21日・木曜日 発売)
       283頁~306頁掲載;24枚

地主殺しに関与した疑いで、連行されてきた玄奘一行。


第14回 玄奘 疑いを受けて祆主(けんしゅ)に会い                        大聖 火を退けて結界を破る


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前回の講釈は

悟空を取り囲んだソグド兵の騎馬隊は、正体不明の射手の矢に次々と射抜かれ、退散していきました。
その後悟空は林の中で、騎兵隊の通訳をしていたソグド人・トルークシュに再び出会います。
トルークシュによれば、玄奘達は石千齢の屋敷から「粟特城(ぞくとくじょう)」に連行されたとのこと。
カマルトゥブの身柄を、心配して迎えに現れた彼の叔父に引き渡すと、悟空はトルークシュの案内で粟特城へ向かうのでした。
「証拠品」である、羊頭の魔物の頭部を携えて。


またまた登場の怪老人&妖少女。悟空は、彼らの思惑にまんまと嵌められたのでしょうか…。


今回のタイトルの「祆主(けんしゅ)」は、祆教(ゾロアスター教のような、火を拝む宗教)の教主のことです。
悟空は結界を破って、粟特城に突入しました。
話が進むにつれ、新たな神と新たな魔の戦いが予感されます。
ますます楽しみですね。

この続きは2月4日発売の10号にて!