2月27日(土曜日)・28日(日曜日)で、春を求めて伊豆半島に小旅行に行ってきました。
天気予報は雨でしたけど、お宿を予約しているので決行です。
町田から東名高速に乗って、厚木~小田原~熱海とドライブ。
出発したときは小雨でしたが、最初の休憩の時にはもう止んでしました。
熱海から海岸線をドライブして、最初の目的地・稲取に到着です。
ここのお目当ては「つるし雛」です。
稲取駅から海岸線に向かって、放射線状に数箇所会場があるのですが、今回はメイン会場の「文化公園 雛の館」のみにターゲットを絞りました。
日本3大つるし飾りは、九州柳川の「さげもん」、山形酒田の「笠福」、そして伊豆稲取の「つるし雛」と言われています。
起源は定かでないそうですが、稲取温泉に伝わる雛祭りには、古く江戸時代後期の頃より、娘の成長を願う母や祖母手作りの「つるし飾り」が飾られる風習があったそうです。
江戸時代においては、お雛様を購入できる裕福な家庭はまれでした。せめてお雛様の代わりに、愛する子供や孫のために「手作りで初節句を祝おう」という切ない親心から生まれたのが、稲取の雛のつるし飾りと言われているそうです。
見事なものですね。