大銀杏の再生とひこばえの芽吹きを祈る記帳に行って来ました

 2010年3月9日(火曜日)、春とは思えない雪交じりの強風が吹き荒れた日でした。
 鎌倉市雪ノ下の鶴岡八幡宮の県指定天然記念物の大銀杏が、雪を含んだ強風のため、根元から折れて倒れてしまいました。

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2009年秋、紅葉していたときの大銀杏です


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 樹齢800年から1000年以上といわれていました。
 高さ約30メートル、幹回り約6.8メートルで、見事な巨木でした。
 好きな樹だったので、ニュースを聞いたときはびっくりしました。
 自分が生きている間に、あの大銀杏が倒れるなんて、考えもしませんでした。

倒れた大銀杏の幹を切断し、近くに移植されました


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世界一大きい挿し木じゃないでしょうか?
2010年3月18日、その幹(高さ約4メートル)が一般公開され、再生を祈る神事が行われたそうです。

また、倒壊でできた地中の穴に土を入れ埋め戻し、ひこばえ(若い芽)生育を進めるそうです


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境内の一画に、大銀杏の再生とひこばえの芽吹きを祈る記帳所が新設されました


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ウサギ奥さんと息子さんと3人で記帳して来ましたよ。

まだまだ、見てみたい天然記念物の樹木が各地にあります。
どんな大木でも倒れてしまうことがるのですから、あちこちに旅して、名木を見たいと切に感じました。