第2回スペース映画上映会「フィッシュストーリー」に参加しました

職場有志による映画上映会。題して“スペース映画上映会”
私の職場にある、地下の大会議室のことを“スペース”と呼んでいます。
そこで行われる上映会なので、“スペース映画上映会”と言います。
毎月最終金曜日に開催しています。
今回は、「フィッシュストーリー」の上映会でした。
今回も参加させていただきました。

フィッシュストーリー


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監督:中村義洋
原作:伊坂幸太郎
脚本:林民夫
音楽:菊池幸夫
音楽プロデュース:斉藤和義
製作:2009年日本
上映時間:112分

 原作は、伊坂幸太郎です。
 2003年「重力ピエロ」から2006年「砂漠」まで毎年直木賞の候補になり、2008年の「ゴールデンスランバー」で第5回本屋大賞を受賞し、第21回山本周五郎賞も受賞した作家です。
 読んでみたいな~、…と思いつつ、なぜかまだ一作も読んだ事がない作家です。

 監督は、中村義洋です。
 「アヒルと鴨のコインロッカー」(2006年)や、「チーム・バチスタの栄光」(2008年)、「ゴールデンスランバー」(2010年)などの監督で、ちょっと観てみようかな?DVDになったら借りようかな?とか思っているうちに、なんとなくまだ一作も見たことがない監督です。

 つまり、今回の上映会は、なかなか良いきっかけになりそうな予感。

ストーリー
 2012年、彗星の地球への衝突により世界が終わろうとする中、レコードプレーヤーから「FISH STORY」が流れます。それは、1975年、早すぎたパンクバンド「逆鱗」が世間に理解されぬまま、最後にレコーディングした曲でした。
 1982年、その曲を聴いた気弱な大学生は、いつか世界を救うと予言されます。そして、一人の少女を救います。
 2009年、シージャックに巻き込まれた女子高生の未来は、正義の味方になる特訓を父親から受けたコックに、その未来を救われます。成長した、女子高生は…

 スタッフロールを見ていて、ふと気になったのが、脚本の林民夫です。
 特撮ファンの一部には有名な、東宝製作の特撮テレビ番組「超星艦隊セイザーX」(2005年10月~2006年6月、テレビ東京で放送)のシリーズ構成・脚本を担当した作家です。
 
 …ああ、なんとなく納得…って感じですね。
  時空を超えた人間関係の結びつきが、爽やかなラストに終結しいく。
  窮地に立たされた登場人物たちの勇気が、正しい選択を導く。
 人と人との結びつきが、大きなうねりとなって、世界を救う。
  そんなストーリーに、共通点が見出せますね。

よい上映会でした。次回も楽しみです