第6回スペース映画上映会「12人の怒れる男」
職場有志による映画上映会。題して“スペース映画上映会” 私の職場にある、地下の大会議室のことを“スペース”と呼んでいます。 そこで行われる上映会なので、“スペース映画上映会”と言います。 毎月最終金曜日に開催しています。 12月は、最終金曜は大晦日。その一週前はクリスマスイブ…なので、月半ばでの開催になりました。 この映画会は、メンバーがそれぞれ推薦する好きな映画を持ち寄って、上映しています。 さて今回は、総務課・Mさん推薦の映画「12人の怒れる男」です。
【あらすじ】
全陪審員一致で有罪になると思われたところ、ただ一人、陪審員8番だけが少年の無罪を主張する。
彼は他の陪審員たちに、固定観念に囚われずに証拠の疑わしい点を一つ一つ再検証することを要求する。
陪審員8番の熱意と理路整然とした推理によって、当初は少年の有罪を信じきっていた陪審員たちの心にも徐々にある変化が訪れる。
父親殺しの罪に問われた少年の裁判で、陪審員が評決決する為、一室で協議を始める。
法廷に提出された証拠や証言は被告である少年に圧倒的に不利なものであり、陪審員の大半は少年の有罪を確信していた。全陪審員一致で有罪になると思われたところ、ただ一人、陪審員8番だけが少年の無罪を主張する。
彼は他の陪審員たちに、固定観念に囚われずに証拠の疑わしい点を一つ一つ再検証することを要求する。
陪審員8番の熱意と理路整然とした推理によって、当初は少年の有罪を信じきっていた陪審員たちの心にも徐々にある変化が訪れる。
今回は、古典的名画を鑑賞しました。 この映画は、1954年のテレビドラマを見て感銘を受けたヘンリー・フォンダがプロデュースも兼任し、主演をつとめました。 その後、1997年8月17日にテレビ映画として、オリジナルと同じ脚本でリメイクされたました。 監督はウィリアム・フリードキン。MGMテレビジョン製作。上映時間は117分。 ジャック・レモン、ジョージ・C・スコットなどが出演。 NHKで一度放送されたのですが、日本ではソフト化されていないですね。 他のもロシアで映画化されたり、舞台にもなったりしています。 名脚本は、時代を超えても生き続けますね。 何度も観た映画ですが、日本でも裁判員制度が始まってから見直すと、色々考えさせられることがありますね。 自分が裁判員になったら、ここまで真剣に、平等に考えることが出来るのか? 法の前での平等とは、どういうことなのか? 民主主義があるからアメリカは強い…ようなセリフがありますが、日本に民主主義は本当にあるのか? よく考えなければならないと思いました。