映画「トランスフォーマー」を観てきました

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トランスフォーマー』 ~Transformers~
監督:マイケル・ベイ 
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ
公開:2007年8月4日 

1980年代にブームとなった日米合作の玩具・アニメ・コミックシリーズ『トランスフォーマー』の実写映画版です。
私はあまり、トランスフォーマーには思い入れはなくオモチャも持っていない(唯一F-4ファントムⅡが変形する小さいのを買ったのみ)のですが、息子さんは幼稚園児の頃「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」(1997年10月~1998年3月)を観ていて、思い入れたっぷりだそうです。
なので、一緒に観てきました。

特撮は凄かったです。変形シーンは「ワンカットで見せたい」というマイケル・ベイの演出らしく「ガシャッ、バシャッ」と一発変形。気持ち良いくらいです。
また、F-22やMH-53などの現用兵器のライセンスが下りているばかりか、撮影の際には実機が貸し出されているので迫力満点!凄い映像でした。

しかし、ストーリーは登場人物が多くてすっきりしていません。
始めに出てきて、最後まで関係しているレノックス米国陸軍大尉…カタールの空軍基地襲撃は確かの迫力がありました。でも生まれたばかりの幼い娘がいたり、奥さんとの会話で親バカしたり・・・う~ん意味があったのだろうか??
また、暗号解読?プログラム解析?の専門家が機密をコピーして知り合いの知り合いのハッカーに持ち込む、そしてあっという間に捕まってからのドタバタシークエンス。まるっきり無駄です。

それくらいなら、主人公サムとバンブルビー(バンブル)の出会いと友情を描きこんで、もっと浪花節にしちゃう。そしてその幼い生命体「人類」と機械生命体との友情、その関係を見た「コンボイ(映画ではオプチィマス・プライム)」が人類とサイバトロンの未来を確信する…ってしたほうが、ストーリに説得性があったと思います。
大ヒットを受けて、2009年夏の公開を予定に続編の製作が決定したそうですが、現用兵器を使う為に米軍に撮影協力→カッコいい軍人を出す…パターンはやめたほうが良いのではないかな~。