散歩中に観たコスモスたち

コスモス Cosmos bipinnatus Cav. (キク科 コスモス属)


最近は忙しくて、なかなか休日にお散歩ができません。
先週の土曜日駅からの帰り道、散歩がてら歩きました。
そのとき見かけたコスモスをアップします。

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コスモスのようなキク科の花は、たくさんの花が集まって形成されており、このような花の形を「頭状花」と言います。
コスモスの頭状花は2種類の花から構成されています。
中心部の花は筒状に合付した花弁を持っているので、「筒状花」と呼ばれます。


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4枚目の写真で、頭状花中心部の形がわかると思います。
星型に開いた花弁の中から黒い雄しべが見えるものが筒状花です。

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最外列の花は、花弁の内の1枚が大きく発達して頭花全体の花びらとなっています。
このような花は筒状の一部が伸びだして形成されるので、「舌状花」と呼ばれています。
コスモスの舌状花は8つあるので、結果的にコスモスの花弁は8枚に見えることになります。

今回ちょっと見ただけでも、花弁の形や色が多様で面白いですよね。
そのほか、八重のコスモスや、舌状花が筒状になっているものとか、さまざまな形のコスモスがあります。
いろいろなコスモスを見に行きたいですね。