ユリ・カサブランカが開花しました
我が家の庭の、夏の女王様。ユリ・カサブランカが開花しました。 撮影は7月10日(木)の朝です。
ユリ科 ユリ属 学名:Lilium カサブランカは、オリエンタル・ハイブリッド系(ヤマユリやカノコユリ、タモトユリなど森林のユリを交配して作られた品種群)の園芸品種で、「純白のユリの女王」と呼ばれています。真っ白で大きく香りも良く、まさに女王様の風格です。 ところが、カサブランカを生み出す交配で主要な役割を果たしたトカラ列島口之島原産のタモトユリは、自然状態では、ほぼ絶滅してしまっています。交配原種で奄美地方の固有種のウケユリも、幻の花と言われ、レッドデータブックで絶滅危惧種となっています。 綺麗な園芸品種を見るときにその背景にある植物のことも調べると、いろいろ考えなければならないことが見えてくるような気がしますね。
まだまだ、蕾はいっぱいあります。楽しみです~。