熊野古道・伊勢神宮 旅日記 (その10)

 昼食後は、伊勢神宮・内宮(皇大神宮)の参拝です。

 伊勢神宮は正式には「神宮」と呼ばれ、内宮(皇大神宮)と外宮(豊受大神宮)のほか別宮、摂社、末社など125社で成り立っています。

宇治橋鳥居をくぐり、宇治橋を渡ります


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 宇治橋は長さ101.8m、巾8.4mあり、五十鈴川にかかっていて、俗界と聖界との掛け橋といわれ檜で創られています。
 宇治橋の外側と内側には高さ7.4mの大鳥居が立っています。


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 ここは、神苑です。大相撲ファンなら、良くご存知の場所。
 大相撲三月場所(大阪場所)千秋楽の1週間後、3月終わりから4月のはじめに開催される、神宮奉納大相撲。そこ時、宇治橋を渡った横綱の『手数入』(土俵入り)と三役力士による『揃い踏み』を奉納する場所が、この神苑です。

御手洗場(みたらし)


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 神苑を進み、右側に斜面を降りていくと五十鈴川の河岸に御手洗場(みたらし)があります。
 この御手洗場は禊(みそ)ぎの為、参拝の前に身を清めたところですが、現在でも清流の水で口をすすぎ、手を洗い清める習慣は残っています。

 そこから、一の鳥居・二の鳥居をくぐって、御正宮を参拝しました。
 御正宮の前には30余段の石段があります。その石段の先は「撮影禁止」だったので、写真はありません~。

新御敷地(しん みしきち)


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 御正宮の敷地は東西に2ヶ所あります。
 20年に一度の式年遷宮(しきねんせんぐう)で、御正殿(ごしょうでん)をはじめ神宮すべての神殿や神宝を新しく作り替え、御神体を移す神々の引っ越しをおこないます。
 神宮の御正殿の隣接地に同じ広さの宮地が用意されています。
 平成25年には、ここに新しい社殿が建てられるそうです。

おかげ横丁からおはらい町通りへ


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 皇大神宮門前町であるおはらい町を、歩きました。
 おはらい町の通りには、昔ながらの食べ物屋やみやげ物屋が並んでします。
 その中に、有名な赤福があります。赤福本店が有る辺りは特におかげ横丁と言い、1993年に赤福が作った町です。
 そこにあった山口誓子俳句館を覗いたり、お土産や名物をひやかしたりしながら、私たちの伊勢参りは終了しました。

 伊勢参りのあとは、バスで名古屋駅まで移動。19時30分発の「のぞみ42号」で東京に帰ってきました。
 新横浜駅についたのは、20時54分でした。やっぱり新幹線は早いですね。

 2泊3日の旅でも、こうして日記にすると色々書きたいことがあり、予想以上に長くなりました。
 長い間、熊野古道伊勢神宮 旅日記 にお付合いいただきありがとうございました。