「バッタ君町に行く」を観てきました

 「バッタ君町に行く」は、マックス&デイブ・フライシャー兄弟が率いる「フライシャー・スタジオ」が1941年制作した長編アニメーション映画です。
 68年の時を越えて、ニュープリントでの復刻上映です。

 物語
 都会の真ん中に、虫たちが暮らす草むらがあった。しかし囲いが壊れたことで人間が侵入し、虫たちは危険にさらされ、日々の生活に安穏としてはいられなくなっていた。そんなある日、恋人ハニーの元に長旅を終えて帰ってきたバッタのホピティは、草むらの惨状を知り、安全な土地への引越しを提案。かくして、人間の足元で、小さな虫たちの苦難の引越しが始まった。
 (HPより転載)

バッタ君町に行く」のHPは、こちらです。

映画のパンフレット


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 劇中で重要な小道具、あの封筒を模した「パンフレット」です。
 なかなか良いセンスですね~。でもちょっと高いかな?
 数が出ないから、しょうがないですね。コレクターズアイテムだと思いましょう。
 ちなみに真ん中のハニーちゃんの横顔は、自分で押すスタンプになっています。
 郵便職員になったつもりで、しっかり押してきました。

オリジナルポストカードと熱風


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 来場者プレゼントで、「オリジナルポストカード」と、スタジオジブリ発行『熱風』のバッタ君特集号をいただきました。
 豪華だな~。良い映画を見せていただけるだけでも幸せなのに…ラッキーです。

 その他、ポスターも販売していました。
 チラシと同じ図案です。(って言うか、図案は全部いっしょ)
 チラシは、前売り券を買った日にUPしていますので、そちらをご覧ください。
 前売り券を買った日の日記はこちらです。

渋谷シネマ・アンジェリカ劇場内スペースで、アメリカ・日本公開時の貴重な資料やグッズなどの展示を行なっていました。

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公開時のポスター


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『バッタ君』のゲーム


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などなど…
携帯電話のカメラだったので。うまく撮影できなかったのが残念です。

 「バッタ君町へ行く」は、1941年暮れ、真珠湾攻撃の直後にアメリカで公開されました。
 フライシャー・スタジオは、ディズニーの最大のライバルとまで称されたのですが、混乱のさなか興行はふるうことなく、兄弟はスタジオを去り、事実上の閉鎖となる悲運の名作アニメーションと言われているらしいです。
 フライシャー・スタジオの名前は知らなくても、『ベティ・ブープ』『ポパイ』『スーパーマン』など、多くのアニメーションは有名ですね。
 さて、バッタ君のことを書き出すと、いくらでも書けてしまうのですが、この作品の最大のポイントは…

「ハニーちゃんが可愛い」ことですね


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 大きな目と長いまつげ、揺れる触角、現代でも通用しますね。
 最近の萌えキャラの特徴の「あほ毛」。これの元祖は、ハニーちゃんの触角でしょう。(断言!)
 歩くときの触角の揺れ具合や、ホプティとキスしたときの触角の演出なんて、完全今風ですよ。
 Good Smile Companyさん、フィギュア化しませんか~