第7回スペース映画上映会「鉄コン筋クリート」

 職場有志による映画上映会。題して“スペース映画上映会”
 私の職場にある、地下の大会議室のことを“スペース”と呼んでいます。
 そこで行われる上映会なので、“スペース映画上映会”と言います。
 毎月最終金曜日に開催しています

 この映画会は、メンバーがそれぞれ推薦する好きな映画を持ち寄って、上映しています。
 さて今回は、物流事業課・Aさん推薦の映画「鉄コン筋クリート」です。


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キャスト
クロ:二宮和也(嵐)
シロ:蒼井優

監督:マイケル・アリアス
演出:安藤裕章
脚本:Anthony Weintraub
総作画監督・キャラクターデザイン:西見祥示郎
美術監督木村真二
音楽: Plaid

2006年12月23日公開
上映時間 : 111分

【あらすじ】
義理人情とヤクザが蔓延る“地獄”の町・<宝町>。
 驚異的な身体能力で、町を自由に飛び回る<ネコ>と呼ばれる二人の少年・クロとシロの、たった一つの住処。
 しかしそこへ、開発と言う名の地上げ、ヤクザ、暴力、実態の分らぬ“子供の城”建設プロジェクト。
 不気味な3人組の殺し屋の影、蛇という名の男性が現れ、町は不穏な空気に包まれる。
 宝町が大きく動く時、二人の運命も大きく揺り動かされる。
 
2006年度毎日映画コンクール大藤信郎賞 
第31回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞 
第80回アカデミー賞アカデミー長編アニメ映画賞(エントリー) 
第57回ベルリン国際映画祭generation14+部門(ノミネート)  
第26回国際アニメーション映画祭Anima2008 長編アニメーション部門グランプリ

などなど、各賞をとっている名アニメーション映画…なのですけど、初めて見ました。
あの原作の絵を、よくそのままアニメにして、よく動く映画だなぁ。とか
作画技術はすごいなぁ。とか思いました。

一人ずつでは不完全であることに対し、二人で相補完し合う兄弟の成長が、混沌とした町の変貌と重なっていく世界観が、不思議な映画でした。

ちなみにタイトルは、作者が幼少期、どうしても「鉄筋コンクリート」を「鉄コン筋クリート」としか言えなかったことに由来しているようです。
アメリカのタイトルは、「 BLACK & WHITE 」。
もうちょっとひねれよ。と言いたい。

次回はどんな映画かな?楽しみです