国産小麦、天然酵母でパン作り(試作三号)~その1

小麦粉と参考書

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これが、作り方を参考にしている本です。
農山魚村文化協会発行
1987年初版
 私の持っているのは1995年4月・第16版です。
 今なら、もっと最近の材料にあった参考書もあるのかもしれませんが、お気に入りの本なのでこれに頼りっぱなしです。

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 小麦粉は「春よ恋」を使っています。
 この小麦粉は、使い勝手が良いです。外麦のようにグルテンが出て、パンが作りやすい品種です。
 最近は、「春よ恋」の全粒粉も出ているので、私みたいな「天然酵母」「国産小麦」でパンを作りたい人にはもってこいです。

 年号がまだ昭和の頃、わが国で唯一強力粉に登録されていた小麦粉は「ハルヒカリ」でした。国産小麦は薄力粉が中心、中力粉でナンブ地粉が流通している程度でした。
 年号が平成に変わる頃「ハルユタカ」が世に出始めました。「ハルヒカリ」の改良品種として生まれた小麦粉は、初めのころは「幻の…」と肩書きがついていました。
 「春よ恋」は、「ハルユタカ」とアメリカのパン用春まき小麦品種「Stoa(ストア)」の品種を掛け合わせて出来た小麦粉です。「ハルユタカ」とほぼ同程度の蛋白量があり、製パン適性は「ハルユタカ」より優れているとの評価が試験結果で出ています。

 さて、試作第3号は上手くパンになるでしょうか。
 まだまだ試行錯誤の連続です。