海野宿~職員旅行その5~

次の目的地は、海野宿(うんのじゅく)です。
海野宿は、長野県東御市(旧小県郡東部町)にある北国街道の宿場です。
江戸時代(寛永2年=1625年)信濃の国・北国街道として、江戸の当時は佐渡の金の江戸までの輸送、 善光寺までの参拝客や、北陸諸大名の参勤交代などで利用され、 非常に賑わいをみせていたそうです。
宿場の東西に枡形を置き、その間の約六町(650m)で街道の中心部に用水を引き、本陣、旅籠屋、天満屋敷などが立ち並んでいたそうです。
東端には白鳥神社があります。


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日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の途についた際に、この地に滞在されたことから祠(ほこら)を建て、みことを祀ったそうです。
これが白鳥神社のはじまりであると言われています。
平安・鎌倉時代の豪族であった海野氏の氏神でしたが、現在は、旧北国街道海野宿の産土神として崇敬を集めているそうです。

ケヤキのご神木


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ケヤキのご神木が紅葉していました。
このご神木は、樹齢700年。胸高周囲5.8m、樹高30mになる大木でした。

日本の道百選等の標識が立っていました


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海野宿は、昭和61年に「日本の道百選」の一つに選ばれ、翌年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

用水堰「表の川」


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宿場の東西端の枡形(ますがた)の石畳は明治初期に撤去されたそうですが、街道の中央を流れる用水の堰(せぎ)はそのまま残っています。
用水に沿っていろいろ植物が植えてあり、とても綺麗でした。